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SERIO plus

社員紹介

メンバーと同じ目線に立ち、
共感し、背中を押す
マネージャーという役割

MEMBER

M.N

  • ■2007年入社
  • ■産業ソリューション本部
  • ■セクションマネージャー
  • ■島根大学
  • ■教育学部 生涯学習課程 スポーツ科学コース 卒

メンバーと同じ目線に立ち、共感し、背中を押す

マネージャーには、若手メンバーの育成という役割があります。
私は、メンバーのありたい姿に共感できるマネージャーになるため、メンバーと同じ目線に立ち、共感し、背中を押したいと考えています。そのようなことを意識しながら日々、育成を行っています。

育成と聞くと、育てる人、育てられる人という上下のイメージを持ちがちですが、そうではなく上下関係は出来る限り排除し、良い意味でフランクな関係を目指しています。
若手のうちは不安なこともたくさんあると思うので、どのくらい寄り添うことができるかが重要だと思っています。

これまでのキャリア

新卒・未経験でセリオへ入社後すぐ、上司から「風穴を開けてこい!」と任命され、一人で東京の大手システム会社へ常駐することになりました。東京では、CAD(Computer Aided Design)と呼ばれる、3次元設計アプリケーションの使い方をサポートする業務をメインに行いました。その後、サポート業務で培った知識を発揮し、設計情報管理システム導入の際の提案や設計など、上流工程にも携わり、業務レベルを上げていきました。

常駐当初は、即戦力になる技術を持ち合わせているわけもなく、責務を全うするために、とにかくお客様とコミュニケーションを取り、信頼してもらうためにがむしゃらに頑張るしかありませんでした。20代前半は、“がむしゃら期”でしたね。
末っ子ということもあり、昔から人と関係を作ることが上手だった私は、お客様とも良好な関係を築くことができました。

一人で始まった東京での常駐生活でしたが、数年経った頃、ついに私にも後輩ができコミュニケーションのベクトルが、お客様から後輩に変わっていきます。ですが、そこで人はなかなか自分の思い通りに動いてはくれないということを痛感することになりました。
想いを伝えても響かない、行動してくれない、思ったレベルに達していないなど、歯がゆい思いをしたのを覚えています。
どうすれば伝わるのかを日々考え、様々な伝え方、関わり方を試しました。試す中で、その人に合ったアプローチの仕方があることに気づきました。
あらゆる方法を実践していく中で、段々と言動に変化が起こっていくメンバーが増えていきました。責任ある行動がとれるようになり、プロジェクトの重要メンバーとして定着していく姿を見ると嬉しく感じます。
人を育てるという観点での大きな成功体験になりました。

その頃、プライベートでは、息子の小学校への入学が迫っていたため、このタイミングで地元である岡山に戻ることを考え始めます。ですが、その当時担当していた業務の区切りがとても悪く、すぐに岡山に戻ることは無理だと、一人で悩んでいました。
意を決して、当時常務であった現社長や上司などに相談したところ、無理だと思っていたのは私だけで、色んな解決策があることが分かりました。相談することによって、不安が解消されていったのを覚えています。

その後、11年間お世話になったお客様にも、岡山に戻りたい意思を伝えました。お客様からも、今までの仕事を岡山に持ち帰って継続してほしいと言われ、一人で悩んでいた時には想像することもできなかった結果を得ることができました。

なにかしらの壁にぶつかった時、その壁は、正面から見れば大きなものかもしれませんが、横から見れば薄っぺらいものかもしれません。個人としての大きな課題に対して、相談させてもらう側を経験できたことで、物事の見方の選択肢を与えることも、マネージャーの役割だと学ぶことができました。振り返ると、いい経験だったなと思えます。

そして、2018年に岡山に戻ってからは、実家の近くに家を建て、休日は家族とキャンプやサイクリングに出かけるなど、プライベートも充実しています。
そして、2020年からは、マネージャーという役割に就き、東京時代の成功体験を思い出しながら、試行錯誤を続け、若手メンバーの育成に力を入れています。

仕事のココがおもしろい!

若手メンバー一人ひとりに寄り添い、話をすることを大切にしています。
業務の話だけでなくプライベートの話に花が咲くこともしばしばあり、その中で「実は…」みたいな話が出てきて、知らなかった意外な一面を発見できることがあるんです。
これは、なかなか面白いです!

そういったコミュニケーションを続けていくと、メンバーの行動に変化が見られる時があり、この瞬間は嬉しさを感じ、マネージャーとしてやりがいを感じます。そして、行動の変化に気づいた時には、反応を示すことを忘れてはいけないと思っています。人は自分の行動に対して、反応してくれると嬉しいと思うんですよね。

セリオでの「マネージャー」という役割

マネージャーとして一番大切なのは、自分の型にはめようとしないことだと思います。
若手メンバーが何を考えているのか、一人ひとりと向き合うことで、本音を聞き出すことが出来ると考えています。そして、本音を聞き出して終わりではなく、私自身の考えや思いを伝えることで、相互理解が生まれ、より良好な関係を築くことができると思っています。

セリオは、“個の強みを活かす組織づくり”を目指しているので、色んな強みを持った、バラエティーに富んだ社員が多くいます。だからこそ、何かの型にはめるのではなく、その人に合ったアプローチの方法を考え、共にアクションし、距離を縮めていくことがマネージャーの役割なんだと思います。
これってすごいやりがいがあることなんですよね。

CAREERキャリア

2007年4月 新卒でセリオに入社

2007年夏 東京へ転勤
CADアプリケーションのサポート業務に従事

2016年以降 PLMシステム導入時における要件定義業務に従事

2018年夏 息子の小学校入学を機に岡山へ戻る

2020年4月 セクションマネージャーへ

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